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長野市で、延享3年1746年から続く 健康カウンセリング薬局 永寿屋本店&漢方の永寿屋です。

顔面神経麻痺と顔面神経痛(三叉神経痛)

顔の表面の神経痛は三叉神経のトラブルです。

 

それに対して、顔の表情筋の麻痺が起きる顔面神経麻痺のことを巷では「顔面神経痛」と呼ぶことが多く、名前と症状が混同されている状況です。

 

今回は顔面神経麻痺について取り上げます。

 

顔面神経麻痺は、外傷・腫瘍・感染症・血管障害などの原因で顔の表情筋が動かなくなるものです。

 

また、西洋医学的には原因不明ですが、ギランバレー症候群(にたものとしてフィッシャー症候群)の一つの症状として出現することも多いようです。

 

その中で「ベル麻痺」と呼ばれる症状は、一般的に片側の顔面に冷気などを浴びた後に発症しやすく、顔面神経自体の循環障害などが原因と考えられています。

 

また、ヘルペスウィルスが原因ではないかとも考えららていますが、西洋医学的な立証はされていません。

 

顔面神経麻痺の発症は、男女の差はありません。

 

季節などの差もないようです。

 

急性に発症し片側に起こり、表情筋の麻痺に始まり同側の味覚低下・涙の分泌障害・聴力過敏などの症状も現れます。

 

これらは全て顔面神経の神経支配域の異常です。

 

実際に自然療法(漢方を含む)で対応する場合は「毒素」「ウィルス」「免疫力の低下」「ストレス・自律神経のアンバランス」「電磁波」「血管や血行の不良」「霊障」などの主な原因になりうるエネルギーのチェックを行い、その中心となっている原因エネルギーを中和する方法を患者さんと一緒に探して、対応方法を協議の上決定します。

 

統計を取ったりしてはいませんが、原因として多いのは、ウィルスの影響で、必ずしも「ヘルペスウィルス」とは限らないように感じます。

 

漢方薬の服用の他、気功や経筋療法などを組み合わせると、治癒に至るまでの時間が短縮します。

 

睡眠の質が大きく影響しますので、1週間で深夜12時よりも前に眠っている合計時間を最低8時間にできるように、工夫してみて頂くことも大切です。

 

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右の耳鳴りはストレスや水毒・痰湿、左の耳鳴りは血流の悪さ。

西洋医学でも、東洋医学でも耳鳴りを治すのは「とても難しい」と言われます。

 

耳鼻科に何年もかかってビタミンB12とATP製剤を延々と処方してもらっても症状が変わらないという患者さんがたくさんいます。

 

漢方でも「耳鳴り」を改善するには、高いレベルの応用問題をとく能力が求められます。

 

「右の耳鳴りはストレス(気滞)や水毒・痰湿」「左の耳鳴りは血流不全(於血)と言われます。

 

左右両方で同じような耳鳴りがる場合が、一番難しいケースになります。

 

スピリチュアル的には「沈黙の時間を恐れる」気持ち、「自分に対する批判」を恐れる気持ちなどが存在することに気づくためのシグナルと言われますのでご自分を振り返って何か感じるものがあれば「沈黙の時間」や「批判」を受け入れてみることをお勧めします。

 

私が耳鳴りが良くなっていく患者さんから感じるのは、「耳鳴りには脳の過敏状態が関係している」ということです。

 

脳の過敏状態とは、頭痛、めまい、不眠、うつなどでも起きている状態で、例えば「1」の強さの音を「10」に感じてしまうような状態を指します。

 

私たちの体の中は、心臓の鼓動の音や、頭蓋骨が仙骨と連動して動く音、血管の中を血液が流れる音など、様々な音がしているのですが、私たちの脳は生命維持に最適な音の取捨選択を行って無駄な雑音は拾いません。

 

「悪口だけは良く聞こえる耳が遠くなったお年寄り」

 

というのは本当なのでしょう。

 

「悪口」に関心があれば脳にとって優先順位が上がるからです。

 

耳鳴りの無い人も、よ~く耳を澄ませれば、何らかの音が聞こえるはずです。

 

でもその音の優先順位が低いため、普段脳はその音を拾い上げません。

 

耳鳴りに悩む人は、脳の取捨選択の能力が脳の過敏状態のせいで低下し、ふつう「1」のボリュームにしか聞こえない音を「10」のボリュームで聞いてしまうのです。

 

つまり、耳鳴りを治すには、脳の過敏状態を正常化する必要があり、脳の過敏状態を作る最大の原因がストレスですから、心の状態を形成する「肝」「心」「脾」「肺」「腎」の五臓のエネルギーバランスを調整することが「耳鳴り」の改善に求められるのです。

 

 

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どの臓器から老化するのか?

私たちの臓器で、もっとも早く老化するのはどの臓器だと思いますか?

 

ヒントは、最も血管が多く、その活動に最も血液を使う贅沢な臓器です。

 

心臓は体の各臓器に酸素を供給するため、1分間に5リットルの血液を送り出しています。

 

この血液分配人である心臓そのものは、全体の5%しか血液を使いません。

 

脳は筋肉と並んで血液の15%を消費しますが、更にそのうえが存在します。

 

実は、堂々の第1位は「消化器」で30%。第2位は腎臓で20%なのです。

 

゛人は血管と共に老いる“と言われます。

 

血管がびっしり張り巡らされ、多量の血液をつかう「消化器」と「腎臓」における、消化・排泄・排尿という行為がどれほど生きていくうえで大切な事かがわかります。

 

そして「腸」と「腎臓」に最も早く老化が訪れるのも、その激務の代償なのです。

 

体の老化防止は、まずは血管を若々しく保つことから始め、胃腸をしっかり休ませる生活習慣を身に着けることで実現します。

「飲み食い」が適正であれば、「腎臓」の負担も少なくて済みます。

 

私たちが、お母さんの体内で受精卵から形作られていくとき、まず最初に作られる臓器は、なんと「腸」なのです。

 

そして、そのあと神経版と呼ばれる、将来脳や脊椎になる部分が作られます。

 

ゆえに、腸と脳で同じホルモンを使って、情報を伝えることがしばしばみられます。

 

「うつ」と関係の深いセロトニンは、腸に90%、血小板に8%、脳に2%存在しています。

 

人間の例ではありませんが、ショウジョウバエでは、脳が食べたことを感じ取った後脳自身が血糖を下げるホルモンであるインスリンを分泌します。(インスリンは、食べて血糖値が上がったときに血液中の糖を細胞のエネルギー生産の原料とし、結果として血液中の血糖値を下げるホルモンで、人間の場合は膵臓のランゲルハンス氏島と呼ばれる細胞から分泌されます)。

 

こうしたホルモンは「脳腸ホルモン」と呼ばれます

 

「腸」の「脳」がいかじ近しい関係であるかを示す面白い例の一つです。

 

まさに「腸脳力」ですね。

 

 

 

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骨粗鬆症「寝たきりにならない骨(コツ)」

骨粗鬆症が原因で寝たきりにならないようにするには、カルシウムとビタミンD3の摂取だけでは不十分です。

 

人間の骨をビルに例えると、カルシウムはコンクリートに当たります。

 

コンクリートも大切ですが、骨折するか否かという骨強度を左右するのは、鉄骨・鉄筋にあたるコラーゲンなどのタンパク質です。

 

ですから質の高いコラーゲンを材料として補給することが、転倒による骨折を防ぐにはより重要です。

 

また、カルシウムもコラーゲンも骨を作る材料ですが、材料だけ用意されていても大工さんがいないとビルは建ちません。

 

年齢を重ねることによって弱るのは、この大工さんの力です。

 

骨はまるで動いていないかのように見えますが、生きている人間の骨は常に動いています。

 

頭蓋骨も歯も、全ての骨は動きながら、古い部分を捨て、新しい骨を作り直して、強度を保っています。

 

人工関節や人工骨が、本当の関節や骨のようにフィットしないのは、海の波の様に常に動いている人間の骨を再現できないからです。

 

骨の新陳代謝を司っているのは、女性ホルモンなど漢方医学では「腎」「副腎」と関係の不快ホルモンやエネルギーだと言われます。

 

これらのホルモンやエネルギーを活性化する「鹿茸(ろくじょう)若い牡鹿の幼角」や大豆イソフラボンの中の「高ダイゼインアグリコンイソフラボン」によって、「腎」「副腎」の働きを助け、身体の若さを保ち、骨の新陳代謝を進める大工さんを元気にすることも、骨折を防ぐには重要です。

 

西洋医学では、骨の新陳代謝のうち、古くなって修理が必要になった骨を壊していく働きを一方的に止めてしまう薬が開発され、盛んに使われていますが、副作用に苦しむ人もあり、また古い骨を壊すのを止めると、新しく骨を作る働きも落ちるので、このバランスをとるのが非常に難しいという現実に直面します。

 

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キリンの血圧(最高血圧)はいくつか、ご存じですか?

キリンの上の血圧(最高血圧)は、300mmHgあると言われています。

 

なぜ、そんなに高いのでしょうか?

 

塩分の摂りすぎ?

 

いやいや、キリンは草食動物ですが、漬物をお腹いっぱいに食べているわけではないですから、塩分の摂りすぎで血圧が高いわけではありません。(塩は生命にとって必要なものです。一律に制限すると、今度は人によっては塩が足りないための害が生じます。そのこおとは次回書きたいと思います。)

 

答えは、「首が長くて、脳の位置が心臓の位置に比べてとても高いところにあるため」です。

 

ホースを使って水を高いところにかけるとき、ホースの先をつぶして水圧を上げて水を強く飛ばしますよね。

 

それと同じことです。何らかの理由で脳の血流が滞ったとき、血液の不足を起こした部分の脳細胞は、「SOS」を発します。

 

①脳の血管の内側にごみがたまって狭くなる。

 

②血液自体がドロドロして流れにくくなっている

 

③ストレスが慢性的に続いて、自律神経がバランスを崩して、細胞に血液が届くすぐ手前の毛細血管が緊張しっぱなしになり、血液が通りにくくなる

 

代表的な脳の細胞に必要量の血液がいかなくなる理由は上記の3つです。

 

どんな場合も、脳は酸素と栄養を最も消費する場所ですから、「緊急事態発生!」

となったら、心臓にもっと血圧を上げて脳に血液が充分に届くように指令を出します。

 

その結果、血圧は上がります。

 

そして、脳を流れる血液量を十分に確保するわけです。

 

本来は、脳の血流を悪くしている原因を突き止め、それを解決することで、自然に血圧が正常に戻る方法をとるべきですが、その根本解決をしないままで、ただ血圧が高いからと言って無理やり血圧を下げる薬を使い続けたら、脳の細胞はどうなるでしょうか?

 

慢性的に血液の足りない状況で、細胞として生き続けなければいけなくなります。

 

酸素と栄養が届かず、二酸化炭素と老廃物の回収が滞った細胞が弱っていくことは当たり前のことですね。

 

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世の中の病気の9割を予防する基本の食事法

フランス人の小説家アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリの代表作に「星の王子さま」があります。

 

その中に出てくる、あまりにも有名な一説

 

「心で見なくちゃ、ものごとは良く見えないってことさ。かんじんなことは、目に見えないんだよ。」

 

これは健康に関しても当てはまります。

 

食事のことを考えるとき、一番最初にお伝えしないといけないのは、どんなものを食べたとしても、『命を与えてくれた植物や動物たちに心から感謝し、ありがとうって頂くこと』に勝る食事法はないということです。

 

それができたら、何をいただいてもその人は食事のせいで病気にはなりません。

 

食べたいと思うものが、自然にその人に合ったものだけになっていきます。

 

あれもダメ、これがいいという〇✕とつける選別の心が行き過ぎると、今度はそれが原因で体調を崩すようになりますので、60%できればOKくらいの気持ちで、しょくじのないようのかいぜん取り組んでみましょう。

 

抗炎症生活の食事の第一歩は、腸の粘膜に慢性炎症を起こさないようにすることです。

 

人間が化学的に作り出した薬品類(農薬・食品添加物・医療用の医薬品など)と白砂糖・人工甘味料・乳製品・質の悪い油の摂取を必要最小限に止めることが、超粘膜をきれいに保つ食生活の基本になります。

 

腸内環境の悪化は、自前の腸内善玉菌の減少から始まり、便秘・下痢・お腹の張りなどとなって現れることが多く、超粘膜の慢性炎症を放置すると、やがて現代医学では問題にしない程度の炎症が全身に広がっていきます。

 

慢性炎症が飛び火をする先は、その方の生まれつきの弱点である場所や、ストレスによって心の中に湧き上がる(もしくは潜在意識下に溜められる)ネガティブな感情の種類によって、関係する臓器・器官になることが多いようです。

 

周りに気を遣う繊細さをお持ちの方は、胃の粘膜に。

 

自分の内側をオープンに開示するのが苦手な方は、皮膚に炎症が飛び火しやすい傾向があります。

 

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円形脱毛症と「恐怖」「自己否定」などのエネルギーとの関係

命にかかわる病気ではありませんが、西洋医学的に決め手になる治療法がない病気の一つが「円形脱毛症」です。似たような症状が出る病気には、抜毛症(自分で自分の毛を抜いてしまう精神疾患。小児に多い)

 

ケルズス禿瘡(頭にできる水虫〈シラクモ〉の重症型で容易に毛が抜ける)

 

甲状腺機能亢進症(バゼドウ氏病の合併症としての脱毛)

 

全身性エリテマトーデスの合併症としての脱毛などがあります。

 

円形脱毛症』は西洋医学的には原因不明で、自分の体を自分の免疫細胞が攻撃してしまう『自己免疫疾患』の一つなのではないかと言われています。

 

アトピー性皮膚炎を持っている人は症状が重くなる傾向があり、精神的ストレスが大きな誘因になるケースが多いのも特徴です。

 

漢方的には、心の内側にたまっている「他人から否定されることへの恐怖心」

「自分にダメ出しをしてしまう自己嫌悪」などのネガティブな『氣(エネルギー)』が、自律神経のバランスを崩し、腎や肝のエネルギーを病的に上逆させ、頭に過剰に病的な『氣』がこもってしまって発症するとみます。

 

脱毛が始まる前に、頭皮のかゆみやフケが増えることもあります。それらの症状も同じ病的な上逆の『氣』のなせる業です。

 

しかし、脱毛は体にとって表現の一つでもあります。

 

つまり誰かに悩みを話したり、文章にしてみたりするのと同じ働きがあり、それを髪の毛が抜けていくという形で表現しているのです。

 

ゆえに、頭にたまった病的な『氣』が脱毛と一緒に放出されてしまえば、自然に治癒に向かうこともあります。

 

身体は常にその状況下で最善な対応をしているということです。

 

漢方の助けを借りたりして、腎や肝の『氣』を整え、病的な上逆を鎮める方法を、個々に合った形で探し、良い質の血液を十分に毛根部に届けてあげる方法と合わせていくことで、多少時間はかかっての解決に向けて改善が見込めます。

 

 

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