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長野市で、延享3年1746年から続く 健康カウンセリング薬局 永寿屋本店&漢方の永寿屋です。

どの臓器から老化するのか?

私たちの臓器で、もっとも早く老化するのはどの臓器だと思いますか?

 

ヒントは、最も血管が多く、その活動に最も血液を使う贅沢な臓器です。

 

心臓は体の各臓器に酸素を供給するため、1分間に5リットルの血液を送り出しています。

 

この血液分配人である心臓そのものは、全体の5%しか血液を使いません。

 

脳は筋肉と並んで血液の15%を消費しますが、更にそのうえが存在します。

 

実は、堂々の第1位は「消化器」で30%。第2位は腎臓で20%なのです。

 

゛人は血管と共に老いる“と言われます。

 

血管がびっしり張り巡らされ、多量の血液をつかう「消化器」と「腎臓」における、消化・排泄・排尿という行為がどれほど生きていくうえで大切な事かがわかります。

 

そして「腸」と「腎臓」に最も早く老化が訪れるのも、その激務の代償なのです。

 

体の老化防止は、まずは血管を若々しく保つことから始め、胃腸をしっかり休ませる生活習慣を身に着けることで実現します。

「飲み食い」が適正であれば、「腎臓」の負担も少なくて済みます。

 

私たちが、お母さんの体内で受精卵から形作られていくとき、まず最初に作られる臓器は、なんと「腸」なのです。

 

そして、そのあと神経版と呼ばれる、将来脳や脊椎になる部分が作られます。

 

ゆえに、腸と脳で同じホルモンを使って、情報を伝えることがしばしばみられます。

 

「うつ」と関係の深いセロトニンは、腸に90%、血小板に8%、脳に2%存在しています。

 

人間の例ではありませんが、ショウジョウバエでは、脳が食べたことを感じ取った後脳自身が血糖を下げるホルモンであるインスリンを分泌します。(インスリンは、食べて血糖値が上がったときに血液中の糖を細胞のエネルギー生産の原料とし、結果として血液中の血糖値を下げるホルモンで、人間の場合は膵臓のランゲルハンス氏島と呼ばれる細胞から分泌されます)。

 

こうしたホルモンは「脳腸ホルモン」と呼ばれます

 

「腸」の「脳」がいかじ近しい関係であるかを示す面白い例の一つです。

 

まさに「腸脳力」ですね。

 

 

 

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