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長野市で、延享3年1746年から続く 健康カウンセリング薬局 永寿屋本店&漢方の永寿屋です。

副鼻腔炎から起きる「蓄膿症」「後鼻漏」は、気づかいが得意な頑張り屋さんに多い?!

鼻づまりになりやすい人は、とても繊細な部分を持ち、感受性が強い傾向にあります。とても感じやすいがゆえに、感情的になることを恐れて「感じる」ことに蓋をしてしまうのです。

 

それが「鼻づまり」として表現されます。

 

花粉症にしても、副鼻腔炎にしても、更に症状が進んだ蓄膿症にしても、「鼻づまり」を起こす病気を持つ人に共通して観察される傾向です。

 

鼻汁が前に出ないで、のどのほうに落ちていく症状は「後鼻漏」と呼ばれます。のどにネバネバした鼻汁又は痰のようなものが引っ掛かり、とてもストレスになります。

 

のどに何かがへばりついている感じがする場合、その人は何かを言ったり、したりすることを、ある人から禁じられている、と感じがしている場合が少なくありません。

 

自分の発言や行動に罪悪感を持つことなく、また他人の迷惑になるのを恐れることなく、自分の望む経験をすることが大切です。

 

副鼻腔炎」「蓄膿症」「後鼻漏」は、漫然と抗生物質を使っていれば治るというものではないので、慢性化している場合は、いかに抗生物質を使わずに治すかという視点が大切です。

 

3つの病気は病名は異なりますが、漢方的な治療方法はほぼ同じです。

 

個人個人、体質的な特徴も、生活習慣上の条件も異なりますが、同じ人であれば、鼻に効く漢方は、後鼻漏にも効くことが多いのが実感です。

 

副鼻腔炎」や「蓄膿症」の場合には、炎症反応が強いことに特性があり、「後鼻漏」は精神的なストレスが絡んでくることに特徴があります。

 

ですから基本処方は一緒でも、微妙に隠し味の漢方を一緒に使っていただくことで、更によい効果を引き出すことができるのです。

 

鼻詰まりを起こしている(後鼻漏含む)人の生活習慣上の注意点は、「胃腸を冷たい飲み物や食べ物で冷やさない」ことです。

 

夏でも原則としては体温より温かいものを口に入れましょう。お風呂も大事です。夏でもシャワーだけにしないで、湯船につかりリラックスした状態でゆっくり汗をかく習慣をつけてください。

 

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隠れ脳梗塞は、70代のほぼ全員が持つと言われる脳血管の病気

半世紀前の長野県民の脳血管の病気といえば、脳溢血(脳血管が切れて出血を起こす)が主流でした。

 

昭和40年代からタンパク質の摂取量が増え血管が丈夫になったものの、脂肪分の摂取も同時に爆発的に増えたために、今は脳血管の病気の主流が「脳梗塞(脳血管がつまってしまって、その先の脳細胞が死んでしまう)に変化しています。

 

脳梗塞には大きく分けて3つの病型があります。

 

①心原性脳梗塞(心臓の不整脈などによって出来た血の塊が血流にのって脳に運ばれてくるもの・突然起きて症状が重い)

 

②アテローム血栓脳梗塞コレステロールなどが血管内壁に溜まって詰まる・徐々に進行)

 

ラクナ梗塞(比較的軽い症状・もしくは無症状)

 

の3つです。

 

『隠れ脳梗塞』『多発性脳梗塞』はラクナ梗塞のグループに入ります。

 

ラクナ梗塞(隠れ脳梗塞)が多発すると、『認知症』や『脳血管性パーキンソン症候群』の原因になります。

 

脳梗塞の前兆は、手足のしびれ・めまい・だるさ・頭痛・物忘れがひどくなったなどがありますが、梗塞が起った部位によってさまざまな症状が出ます。

 

『隠れ脳梗塞』の所有者は、40歳代で4人に1人、50歳代で3人に1人、60歳代で2人に1人、70歳代ではほぼ全員と言われています。

 

【隠れ脳梗塞チェック】の方法は、

 

①目を閉じて、その場で50回足踏みをする。(畳2畳の中で行う。半径75センチ以内)そこで位置がずれてしまう、身体が45度以上回転してしまうなどの場合、梗塞が考えられます。

 

②目を閉じて、腕をまっすぐ伸ばし、自分の鼻に指を当てる。

鼻からずれた場合、その指と逆側の脳が梗塞を起こしている可能性があります。

 

『隠れ脳梗塞』の予防には、将来の脳梗塞発症後の『寝たきり』や『認知症』を防ぐことにつながります。倒れる前に手を打っておきましょう。

 

漢方では『痰湿(油と水が絡まりあってドロドロになった病因物質)』や『瘀血(血液などの滞り)』や『陰虚(水を動かす力が不足した状態)』などが脳梗塞の原因として考えられ、各々に対応方法が用意されています。

 

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顎関節のトラブルが全身の骨格の歪みに繋がる

骨格のゆがみが、血管や神経を圧迫し、全身に不快な症状を起こすことは、皆様もご存知のことと思います。一般的に診られる骨格の歪みは、「筋肉」や全身を覆う「膜」に原因があります。(骨そのものが悪いのではなく、骨を動かしている筋肉や膜のトラブルであることがほどんどです)

 

その筋肉や膜に問題を起こす基礎的な原因は、大きく分けて2つのルートが考えられます。

 

1つは、食べるときの「噛み癖」や「あごの大きさや形」や「歯並び」などの影響で起きる顎関節のトラブルから発生するルートです。

 

人間が生きている限り、食べることをやめるわけにいかず、そして食べるたびに、顎関節への負担が増えていき、そのゆがみが頭蓋骨に伝わり、頸椎→胸椎→腰椎→仙骨・尾骨へと伝わり、骨盤の歪みにも影響を与えるという構図です。

 

顎関節のトラブルは、顎だけの問題では済まないのです。顎関節に影響を与える重要な要素として、感情(多くの怒り、不自由、自己抑制、本当の自分を表現してはいけないという恐れなど)も挙げられます。

 

寝ている間にそれらの潜在的感情エネルギーを発散させる手段として「歯ぎしり」や「歯の噛み締め」が起き、その力が強すぎて、歯や歯茎の痛みを起こす人もいます。

 

精神的に「歯を食いしばって生きる」ことが限界に達すると、肉体的には「顎」に問題が起きてきます。

 

顎関節のトラブルは、顎を動かすたびに頭蓋骨に伝わり、自律神経やホルモンバランスをつかさどる視床下部や脳下垂体に影響します。さらに脳脊髄液の流れにまで影響が広がり、頭蓋骨と一緒にリズム正しく動いている仙骨の動きが異常になります。こうして、「顎」のトラブルは脊椎にまで悪影響を及ぼすのです。

 

もう1つのルートは、歩くことによって足底筋(足の裏の筋肉)バランスが狂い、その狂いが膝・股関節・骨盤へ上がっていくものです。

 

食べること(顎を使うこと)や、歩くこと(足裏の筋肉を使うこと)といった日常の当たり前の動きの中に、骨格の歪みの原因が隠れています。

 

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ドライアイ・涙目・飛蚊症 西洋医学的に治療の必要がないものの、症状が気になる場合の対処法

目を病んだことのない人には分からない、見えない、見えにくいことの辛さ。

 

今回はご相談が多い、ドライアイ、涙目、飛蚊症を取り上げてみます。

 

其々の症状は、専門医による早期治療が必要な場合がありますので、重大な疾患の有無を確認しておくことは、とても大切です。ただしほとんどの方は、生理現象の延長線上にあるものとして、積極的な治療の対象にならないことが多いのです。

 

ドライアイは、涙の量が減ったり、涙の質が変化して、目の表面が乾きやすくなる症状です。重大な病気が隠れていない場合、原因はストレスで涙を出す神経がうまく働かなくなる、他の病気の改善のために飲んでいる薬の副作用、『陰虚』と呼ばれる体内の水を適材適所に使うエネルギー不足などが考えられます。

 

陰虚』の場合、体内の水そのものが不足してきている(身体全体が枯れてくる感じ)場合と、下半身はむくみやすく、上半身は乾くケースに大別されます。

 

涙目も、基本的に目の渇きがベースに合って起きてくることが多いのです。

 

不思議かもしれませんが、漢方では、ドライアイも涙目も同じ薬で直ってしまうことがよくあります。(いずれの場合も「涙」という液体のコントロール能力が落ちてしまったことが原因だということなので、これを改善することでドライアイも、涙目も良くなっていきます。)

 

飛蚊症も大きくとらえると、目に関する液体成分の不調で発症します。

 

ですから身体が『陰虚』の状態になっていないか、まず確認しましょう。

 

目の中は空洞ではなく、透明なゲル状の硝子体という物質で満たされています。

 

硝子体の成分は時と共に変化し、一部にしわの様なものができます。

 

すると、この部分が濁ってその影が網膜に映り、視野の中で黒い点のように見えるのです。

 

飛蚊症には、肝臓・胆のうと腎臓が深くかかわっていて、これらの臓器の「陰虚」状態を改善したり、関連する経絡(気の通る道)の流れをよくすることで、症状が消えることがよくあります。

 

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『コロナ鬱』『コロナ脳』対策

「コロナウィルスによる肺炎で有名人が亡くなった」

「全世界で死者がどんどん増えている」

「唯一の治療法は羅漢しないこと」

こうしたニュースを聞けば、誰もが不安を抱くのは仕方がない事かもしれません。

 

もともと精神科の薬を飲んでいる人は、その不安度がより高いようです。

 

「コロナが怖い」「コロナになったらどうしよう」

 

という訴えの強さが「尋常ではない」という話が心療内科の医師からも聞こえてきます。

 

「コロナ脳」なる言葉は私の造語ですが、新型コロナへの恐怖心が脳だけでなく交感神経の過度な緊張による「動悸」「息苦しさ」「不眠」「高血圧」「高血糖」や持病の悪化などに繋がっていくケースを見聞きするようになっています。

 

「コロナ鬱」「コロナ脳」になってしまうことを予防するための情報を集めてみました。

 

①ニュースを追っかけるのをやめる

「コロナウィルスに関するニュースを意識的にシャットアウトしましょう。ネガティブな情報に触れ続けていると、自然とネガティブな気分に支配されてしまう。自分ではそのことに気づきにくいのです」→この状態が「コロナ脳」の状態です

 

②規則正しい生活をして、出来るだけ体を動かす

「運動習慣のある人とないで比較すると、運動習慣のない人の方が圧倒的にうつになりやすいことがわかっています。朝、太陽の光を浴び、日中に活動する。3色とも健康的な食事をし、間食を控える。夜はお風呂に。入り(適切な入浴剤は効果的)清潔を保ち、ゆっくり休む。

 

この当たり前の生活こそが、「コロナ鬱」「コロナ脳」から健康な心を守ります。」

 

③感謝の気持ちを持つ:コロナ鬱を避けるため毎日言うべき「5文字」

こんな状況だからこそ「当たり前」が「ありがたい」ことに気つけた人は「コロナ鬱」になりにくいのです。自分の周りにただで吸える空気があることに対して、それを「当たり前」とせず「ありがとう」と言ってみましょう。呼吸をするたびに「ありがとう」。

こういうシンプルなことが「コロナ鬱」「コロナ脳」を防止する鍵になります。

 

④「コロナ脳」になり、不安感が強くなっている時は、私たちにご相談ください。

 

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