腸活・妊活・温活・美活・眠活・終活に関する情報発信するブログ

長野市で、延享3年1746年から続く 健康カウンセリング薬局 永寿屋本店&漢方の永寿屋です。

円形脱毛症と「恐怖」「自己否定」などのエネルギーとの関係

命にかかわる病気ではありませんが、西洋医学的に決め手になる治療法がない病気の一つが「円形脱毛症」です。似たような症状が出る病気には、抜毛症(自分で自分の毛を抜いてしまう精神疾患。小児に多い)

 

ケルズス禿瘡(頭にできる水虫〈シラクモ〉の重症型で容易に毛が抜ける)

 

甲状腺機能亢進症(バゼドウ氏病の合併症としての脱毛)

 

全身性エリテマトーデスの合併症としての脱毛などがあります。

 

円形脱毛症』は西洋医学的には原因不明で、自分の体を自分の免疫細胞が攻撃してしまう『自己免疫疾患』の一つなのではないかと言われています。

 

アトピー性皮膚炎を持っている人は症状が重くなる傾向があり、精神的ストレスが大きな誘因になるケースが多いのも特徴です。

 

漢方的には、心の内側にたまっている「他人から否定されることへの恐怖心」

「自分にダメ出しをしてしまう自己嫌悪」などのネガティブな『氣(エネルギー)』が、自律神経のバランスを崩し、腎や肝のエネルギーを病的に上逆させ、頭に過剰に病的な『氣』がこもってしまって発症するとみます。

 

脱毛が始まる前に、頭皮のかゆみやフケが増えることもあります。それらの症状も同じ病的な上逆の『氣』のなせる業です。

 

しかし、脱毛は体にとって表現の一つでもあります。

 

つまり誰かに悩みを話したり、文章にしてみたりするのと同じ働きがあり、それを髪の毛が抜けていくという形で表現しているのです。

 

ゆえに、頭にたまった病的な『氣』が脱毛と一緒に放出されてしまえば、自然に治癒に向かうこともあります。

 

身体は常にその状況下で最善な対応をしているということです。

 

漢方の助けを借りたりして、腎や肝の『氣』を整え、病的な上逆を鎮める方法を、個々に合った形で探し、良い質の血液を十分に毛根部に届けてあげる方法と合わせていくことで、多少時間はかかっての解決に向けて改善が見込めます。

 

 

健康相談・漢方相談のご予約は↓↓

www.e-mercy.co.jp

 

lin.ee