腸活・妊活・温活・美活・眠活・終活に関する情報発信するブログ

長野市で、延享3年1746年から続く 健康カウンセリング薬局 永寿屋本店&漢方の永寿屋です。

隠れ脳梗塞は、70代のほぼ全員が持つと言われる脳血管の病気

半世紀前の長野県民の脳血管の病気といえば、脳溢血(脳血管が切れて出血を起こす)が主流でした。

 

昭和40年代からタンパク質の摂取量が増え血管が丈夫になったものの、脂肪分の摂取も同時に爆発的に増えたために、今は脳血管の病気の主流が「脳梗塞(脳血管がつまってしまって、その先の脳細胞が死んでしまう)に変化しています。

 

脳梗塞には大きく分けて3つの病型があります。

 

①心原性脳梗塞(心臓の不整脈などによって出来た血の塊が血流にのって脳に運ばれてくるもの・突然起きて症状が重い)

 

②アテローム血栓脳梗塞コレステロールなどが血管内壁に溜まって詰まる・徐々に進行)

 

ラクナ梗塞(比較的軽い症状・もしくは無症状)

 

の3つです。

 

『隠れ脳梗塞』『多発性脳梗塞』はラクナ梗塞のグループに入ります。

 

ラクナ梗塞(隠れ脳梗塞)が多発すると、『認知症』や『脳血管性パーキンソン症候群』の原因になります。

 

脳梗塞の前兆は、手足のしびれ・めまい・だるさ・頭痛・物忘れがひどくなったなどがありますが、梗塞が起った部位によってさまざまな症状が出ます。

 

『隠れ脳梗塞』の所有者は、40歳代で4人に1人、50歳代で3人に1人、60歳代で2人に1人、70歳代ではほぼ全員と言われています。

 

【隠れ脳梗塞チェック】の方法は、

 

①目を閉じて、その場で50回足踏みをする。(畳2畳の中で行う。半径75センチ以内)そこで位置がずれてしまう、身体が45度以上回転してしまうなどの場合、梗塞が考えられます。

 

②目を閉じて、腕をまっすぐ伸ばし、自分の鼻に指を当てる。

鼻からずれた場合、その指と逆側の脳が梗塞を起こしている可能性があります。

 

『隠れ脳梗塞』の予防には、将来の脳梗塞発症後の『寝たきり』や『認知症』を防ぐことにつながります。倒れる前に手を打っておきましょう。

 

漢方では『痰湿(油と水が絡まりあってドロドロになった病因物質)』や『瘀血(血液などの滞り)』や『陰虚(水を動かす力が不足した状態)』などが脳梗塞の原因として考えられ、各々に対応方法が用意されています。

 

www.e-mercy.co.jp

 

www.e-mercy.co.jp

 

mercy-kenkoukoubou.jimdofree.com

 

line.me